ラズベリーパイのI2S インターフェースを活用し
ハイレゾ音源プレイヤーを体験してみました。
ラズベリーパイ🥧とネーミングはお菓子を連想させますが
教育目的で開発された小型コンピュータで$5~$55と数千円で購入することができます。
今回はラズベリーパイをミュージックプレイヤーにしてみました。
構成はラズベリーパイ ⇒ DAC ⇒ アンプ ⇒ スピーカー
ソフトはオーディオ用のOS Volumio2で操作します。
・ハードウェアの準備
・Raspberry Pi 2 Model B
・HifiBerry DAC+ Pro
・4GB MicroSD Volumio2インストールSD
・LANケーブル
・TP-Link WIFI 無線LAN 子機 TL-WN725N ※
・Kingston microSD専用カードリーダ FCR-MRG2
・64GB MicroSD 音楽データ
※Raspberry Pi2にはWi-Fiが内蔵されていないモデルのため無線環境で操作したい場合必要です。
HifiBerry DAC+ Proは公式サイトから購入しました。
海外のショッピングで不安はありましたが1週間ちょっとで届きました。
外部クロックに同期させてI2Sデータを出力する、音質に優れると言われるDACをチョイスしてみました。
※カードの請求金額は5,267円でした。
・ソフトウェアの準備
- OS Volumio2
- SDメモリカードフォーマッター
- Win32 Disk Imager
1. Volumio2
今回のソフトウェアであるVolumio2をダウンロードします。
ダウンロード完了しましたらzipファイルを解凍します。
volumio-2.XXX-2020-XX-XX-pi.imgとなっていると思います。
2.SD Card Formatter
Volumio2をインストールするSDカードをフォーマットするソフトです。
ダウンロードしたSD Card Formatterをインストールし
SD Card Formatterを起動させます。
SDカードのドライブ名を確認してフォーマットを実行します。
確認のポップアップが出ますが「はい」で実行します。
「OK」を押しソフトを☒閉じます
フォーマットを促すポップアップがでますがキャンセルして閉じてください。
これでインストール前の準備は完了です。
3.Win32 Disk Imager
フォーマットしたSDカードに
ダウンロードしたVolumio2のイメージデータを書き込むソフトです。
ダウンロードしたWin32 Disk Imagerをインストールし
Win32 Disk Imagerを起動させます。
📁フォルダマークから書き込むvolumio-2.XXX-2020-XX-XX-pi.imgを選択し
書き込む先のSDカードを選択します。
「Write」を押すと確認のポップアップが出ますので
「Yes」で書き込みが始まります。
完了したら「OK」を押し
ソフトを閉じてソフトウェアの準備終了です。
・Raspberry pi / Volumio2の起動
Volumio2を書き込んだSDカードをラズベリーパイに差し込み
LANケーブルを繋いでラズベリーパイの電源を立ち上げます。
※最初は数分間かかります。
ブラウザのアドレス欄にvolumio.localと入力すれば初期設定に入れると思います。
設定終了後は、音楽ライブラリ ⇒ USBで楽曲を再生できます。
CDの情報量は「44.1 kHz/16bit」
JEITAによる定義によればサンプリング周波数、量子化ビット数
どちらか一方でも超えており
もう一方がCDスペック以上であればハイレゾリューションオーディオらしいです。
⚙マークをタップすると各種設定項目があり
シャットダウンはここから行います。
プラグインを入れて、タッチパネル操作できるプレイヤーにも出来ます。
実際に運用してみて、スマートフォンの手元で操作でき便利だと思う反面
出力先のアンプは別のため電源の入り切りの動作が必要です。
今回は手軽にハイレゾ音源環境をと思っていたことが実現出来たので満足しています。
コイズミ無線さんでも
ラズベリーパイのオーディオコーナーがあります。
音楽がある生活を♪