久しぶりにエンクロージャーを自作しました。
木材からスピーカー(箱)を製作するのは3回目になりますが
1回目は、バスレフポートの穴あけ場所の寸法間違い ※廃棄しました。
2回目は、スピーカー取り付け部の穴開けサイズの間違い…何とかマウントしていますが
3回目の今回は、塗装がイメージと違う仕上がり…
センス無いんだろうかと思っております…
木材カットはホームセンターでしてもらいましたが、精度よくカットして貰えたらいいですが
どうしても寸法通りには難しく…多少の誤差を許容する箱の組み方にしてあります。
たかが1mmのズレも、手作業で修正は大変なんです。
新チーク・着色ニスで3~4回塗り重ね、着色・ニス仕上げを行い
木材のでこぼこを埋める目的で、とうめいニスを2回程塗り重ねています。
※着色・ニス仕上げが同時にできるニスは
ムラになりやすく、薄い着色剤を塗り重ねているため木目が綺麗に出ません。
MDF材・ラワン合板にはいいかもしれません。
サンドペーパーで均してスプレーニスにて最終仕上げをしております。
平日は作業出来ないので塗装に時間が掛かり、3週間掛かりました…
当初は着色ニスによって木目が消えてしまい気に入らない塗装でしたが
これはこれでいいかなと思っております。
着色ニス 新チーク 1600円
着色ニス とうめい 800円
着色ニススプレー 3分つやとうめい 1600円
ハタ金 1500円
シナ合板 900×450mm 1900円
その他 木工用ボンド・サンドペーパー等
配線は拘る方もいると思いますが、普通の配線です。
正直スピーカーの配線だけで違いを聴き分けられる人間ではありません…
吸音材は定番のニードルフェルトを上下面・背面に入れてあります。
※側面には入れておりません
塗装は本当に手間がかかります。
外観を拘らないなら、リーズナブルでお勧めできますが
外観も綺麗で手間もかけたくなければ、Fostexの「かんすぴ」をお勧めします。
今回のエンクロージャーは、ダイトーボイスのエンクロージャーに比べ1リットルほど容積を増やしてあり
ダクトは既製品そのままでフラットな特性になっています。
着色ステインで着色後に、とうめいニスにて仕上げると
綺麗な木目に仕上がります。
少しでも参考になれば幸いです。