オーディオ用真空管として開発された経緯からか
華があるPCL86/14GW8のミニワッターを製作してみました。
TU-870、6BM8かと勘違いされるかと思いますが正真正銘のPCL86ミニワッターであります。
ヤフオクにて春日無線の特注トランス?を落札したのでTU-870のケースを使い製作しました。
PCL86/14GW8のヒーター電圧は14.5Vですが少し高めに出ることを期待して見切り発車です。
回路はぺるけ師のミニワッターを使用しています。
電源トランスの容量の関係で出力段のプレート電流を下げてあります。
また少し高めにと期待したヒーター電圧は13.6Vと思ったよりも低い数値でした。
※単身赴任先では電圧が高いようで14.1V出ていました。
※TU-870の基盤を使用していますがピンアサインが違うので接続を変更しております。
出力トランスはゼネラルトランスのPMF-3WS-7Kがぽん付け出来ましたので交換しました。
※ミッチャクロンした方がいいです、直に塗ったところ簡単に剥がれます。
標準のトランスよりも小さく低域特性が心配でしたが思って以上に低域も出ているように感じます。
それ以上に聴いてみたかったPCL86の音が聞けた喜びの方が大きいかと思います。
2024/3/30
シングルミニワッター・チューニング・ガイドに従って10µFコンデンサを追加しました。
シングル・ミニワッターも良いもんだと再認識しております。