6FQ7/12FQ7 シングルミニワッター

ヤフオクにて真空管ミニアンプキットを落札し遊ぶ予定でしたが、とても参考回路では製作が困難な代物で

なんとも遣る瀬無いので電源トランスだけを使用して2段直結シングルミニワッターを製作してみました。

 

SONYのテープレコーダーの電源トランスのようでヒーター巻き線が6.3V 0.4Aと5V 0.5Aと乏しく

容量の範囲内で楽しむにはヒーター電力の小さい12AU7ぐらいしか思いつきませんが

真空管は6FQ7のヒーター規格が異なる12FQ7にしました。

※ヒーター巻き線の容量オーバーしていますので自己責任でお願いします。

12.6V真空管を11.3V点火と定格よりも低い電圧での点火になります。

 

シャーシはお金をかけずに製作したいのでタカチ MB8-6-33で製作されている方の真似をさせて頂きました。

事前に違うシャーシにてテストしていましたので平ラグを収めるのに苦労しました。

最初からMB8-6-33で製作される場合は電源部とアンプ部を分けて工夫された方が配線がスッキリすると思います。

ミニワッター汎用シャーシの半分のサイズと言うところが興味を持ったポイントでした。

6FQ7系(低μ高rp)は低域側が不利と書かれていますがそれほど敬遠することもないように思います。

6FQ7にはGT管の6SN7GTもありますのでいつかGT管へ変更出来たらと思っております。

平ラグ一つで完結してしまうシングルミニワッター

真空管アンプ初心者には是非とも製作して頂きたいアンプです。